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大企業トップがいっせいにESGを叫んだが…韓国には「G」がない理由(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.19 12:05
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「Gは見当たらず、EとSだけが狂風だ」

新年早々から韓国企業に吹きつけた「ESG(環境・社会・ガバナンス)経営」の中で唯一国内企業がG(ガバナンス・意志決定構造)に対する対策が不十分だという分析が出ている。特に、ESG経営を前面に出した海外企業はGに対する対策に集中しているが、韓国企業はE(環境)とS(社会的責任)に没頭するばかりで、経営の透明性を確保するための対策は立てていない。これを受け、理事会議長と代表理事の分離や機械的に賛成する役割を果たす理事会の改革のような経営の透明性を高める努力が伴われるべきだという指摘だ。

 
ESGは、今年20大企業トップの新年の辞の核心キーワードだ。SK・ハンファ・ポスコ・暁星(ヒョソン)のトップの新年の辞がそうだ。ESGは新年の辞にとどまらず、行動につながる。SKを皮切りに、現代車とLGなどがESGの債権発行に積極的だ。ESG債権で調達した資金は二酸化炭素の排出削減設備などに投資分野が限られるが、これを意に介さない様子だ。さらに、ESG債権発行規模をめぐって企業間微妙な神経戦も読まれる。

だが、そこまでだ。韓国企業が打ち出しているESG戦略は環境(E)と社会(S)に集中している。ガバナンス(G)関連の対策は「ゼロ」に近い。これといったG戦略は見当たらない。反面、世界的な企業はEとSのようにGを強調する。世界経済フォーラム(WEF)はESGの4つの軸(ガバナンス・地球・人間・繁栄)の中でガバナンスを第一に選ぶ。

世界的に運営されるESG指数(index)は200個を超える。ESGが流行し、指数も数え切れないほど増えた。評価機関別に情報収集および分析方法が異なり、結果も全く違う。だが、その中で国際格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が発表するESG指数はE、S、Gをそれぞれ分離して業種別に絞って発表するため、企業間ESGの差を比較することができる。

韓国の主な企業のS&PのESG指数を比べた結果、E、S指数ではグローバル企業をリードしたが、G指数では遅れをとった。サムスン電子は同一業種と評価されたアップルに比べてESG平均指数をリードした。サムスン電子のESG指数はEとSが導いたが、それぞれ68と48だった。反面、アップルはEとS指数がそれぞれ47と7にとどまった。だが、G指数はアップルが30で、サムスン電子(23)をリードした。

自動車分野も事情は似ている。現代車は日本の競争会社トヨタを3つの分野で全部リードしたが、起亜はG指数でトヨタに先を越された。EとSでリードしたが、Gで先を越されたサムスン電子と似たようなケースだ。SKハイニックスは台湾のTSMCに比べて3つの指数で全部遅れをとったが、G指数で順位の格差が最も大きかった。

専門家は韓国企業の「E・S偏り」に対していくつかの原因を指摘した。その中の一つは低炭素社会と二酸化炭素排出量の削減など世界的な環境経営によるものという解釈だ。大韓商工会議所のキム・ノギョン持続可能経営センター長は「新型肺炎などで環境にやさしい懸案が企業経営の核心中核心として位置付けられ、韓国企業も影響を受けた」とし「そのような流れでガバナンスに対する関心が比較的に足りないように見えるかもしれない」と話した。

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