国家安保戦略研「1年間姿を見せなかった李雪主氏、出産の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.18 15:40
韓国国家情報院傘下の国家安保戦略研究院が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長夫人の李雪主(イ・ソルジュ)氏が過去1年間ほど姿を現さなかったのは「出産」のためと分析する資料を出した。
戦略研究院は18日に配布した「今日の北朝鮮報道」資料で、「李雪主氏が1年1カ月ぶりに登場したのは出産があったためとみられる」と明らかにした。戦略研究院は「最高尊厳の夫人が一般人と同じ姿(妊娠)を見せることを警戒し、秘密も守ろうとしたと考えられる」と説明した。しかし解釈の根拠や背景については詳しく記述されなかった。
これに先立ち北朝鮮メディアは17日、金正恩委員長と李雪主氏が16日に平壌(ピョンヤン)万寿台芸術劇場で、金正日(キム・ジョンイル)総書記誕生日(光明星節)記念公演を観覧したと報じた。李雪主氏が公開的な席に登場したのは、昨年1月25日に三池淵(サムジヨン)劇場で旧正月記念公演を観覧して以来となる。