バイデン政権、イランにどう対応か…中東に注目する北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.17 15:11
イランが最近、米国に向けて「イラン核合意」(JCPOA、包括的共同行動計画)復帰圧力を加える「瀬戸際戦術」を見せている。バイデン政権の対イラン政策が、来月の韓米連合訓練を控えて形成される米朝間の緊張状況にも相当な影響を与えると予想される。
イランの対米圧力は現在「武力示威」(行動)と「脅迫(言葉)」のツートラックで進行している。APなど海外メディアはイラン国営IRNA通信を引用し、イランが14日(現地時間)、射程距離300キロの短距離スマートミサイルを試験発射したと報じた。AP通信は「イランが米国の核合意復帰に圧力を加えるため、この数カ月間、軍事行動を増やしている」と分析した。また、15日(現地時間)にはイラク北部クルド人自治区の米軍基地を狙ったロケット砲攻撃で民間人1人が死亡した。正確な経緯はまだ調査中だが、過去にイラク内米軍基地に対する攻撃が発生した際、米国はイランが支援するシーア派民兵隊が背後にあると見なした。