ワクチン失策を伏せようとして混乱…韓国政府の虚言と弁解
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.17 12:04
26日から韓国でもアストラゼネカのワクチン予防接種が始まる。ほかの経済協力開発機構(OECD)国家より遅れたが、韓国も新型コロナ事態の転換点を迎えることになった。しかし政府・与党のワクチン関連発言には批判の声が少なくない。「国民に正確な情報を提供するより、希望事項を話してむしろ混乱を招いた」という指摘だ。
代表的なのが「ワクチン危険論」だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年10月15日、コロナワクチン・治療薬開発現場懇談会で「速度が最も重要だとは考えていない」とし「速度より重要なのが安全性と効能を確保することであり、より安い価格で供給できる能力も特に重要だ」と述べた。2カ月余り経過した昨年12月21日、与党・共に民主党の金太年(キム・テニョン)院内代表は最高委員会議で「安全性を最大限に検証して接種するのが政府の原則」とし「(米国では)ワクチン接種後のアレルギー反応、顔面まひなど各種副作用も報道されている」と話した。