韓経:韓国、全国民が接種しても余るほどのワクチン確保…SKバイオは「韓国産ワクチン」輸出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.17 08:50
韓国政府が新型コロナウイルスワクチン2300万人分を追加で確保し全体導入量を7900万人分に増やした。ワクチン供給会社であるSKバイオサイエンスは東南アジアの5カ国ほどに米ノババックスの新型コロナウイルスワクチンを販売・流通する契約も獲得するものと見込まれる。全国民が摂取しても余りあるほどの新型コロナウイルスワクチンを確保したのに続き、輸出にも乗り出せる韓国の新型コロナウイルスワクチンの位置付けが高まった格好だ。
疾病管理庁は16日、米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチン300万人分とノババックスのワクチン2000万人分を追加で確保したと発表した。ファイザーのワクチンは7-9月期に予定された供給開始時期を来月末に繰り上げる。満65歳以上の高齢者に対するアストラゼネカのワクチン接種を保留した余波で上半期に高齢者に摂取するワクチン確保量が大幅に減ったのに伴ったものだ。
韓国政府は昨年12月にファイザーのワクチン1000万人分購入契約を締結した。今回300万人分が追加され韓国が調達するファイザーワクチンは1300万人分になった。このうち350万人分の供給時期は当初の7-9月期から上半期に繰り上げる。来月末に50万人分の供給を受け、4-6月期に300万人分を持ってくる。疾病管理庁は「ファイザーのワクチンは4月から接種できるだろう」と説明した。