【社説】選挙控えた与野党のばらまき競争に懸念=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.15 13:35
4月のソウル・釜山(プサン)市長補欠選挙を控え、韓国与野党がばらまき公約を次々と出している。現金給付の約束が多いが、財源調達方法は見られない。
ソウル市長選では羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)国民の力予備候補が火をつけた。羅候補は公共住宅供給と共に、ここに入居する青年と新婚夫婦出産世帯に最大9年間・1億1700万ウォン(約1110万円)を支援すると明らかにした。すると朴映宣(パク・ヨンソン)共に民主党予備候補は「半額マンション」提供および個人事業主への2000万ウォン無利子賃貸料貸出を公約として発表した。安哲秀(アン・チョルス)国民の党代表は孫1人あたり最大20万ウォンの世話手当を給付すると約束した。