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【コラム】民族解放という想像界、韓国与党586の世界観(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.10 14:52
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賭博場なのか。与党が加徳島(カドクド)新空港カードを出すと、野党はその上に韓日海底トンネルをのせて受け返す。双方ともに真摯な考慮から出た政策的議題でなく、地域の民心に迎合しようと急造した選挙用公約にすぎない。海底トンネルは経済性が不透明であり、加徳島新空港はすでに経済性において最も低い評価を受けている。

◆親日という万能鍵

 
野党が知らずにそうするはずはない。民主党が先に出した議題を中立化した後、海底トンネルを新しい議題に設定しようとしたのだ。ここで私の関心を引いたのは、与党が対抗して出した「親日」のフレーム。豊臣秀吉の「征明假道」までが登場して騒ぎになった。総選挙は韓日戦にしたが、補欠選挙は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で臨もうとするようだ。

与党の親日フレームは選挙以外にもさまざまな用途で使われる。たとえば徴用工判決で日本が経済報復に出た際、当時のチョ・グク民情首席秘書官は『日本会議』という本を持って会議に出てきた。SNSに「竹槍歌」を載せたりもした。この問題が政権の責任論に広がらないよう、民族主義の情緒を持ち出して状況を突破しようとしたのだ。

最も重要な用途は不正を伏せることだ。尹美香(ユン・ミヒャン)事態は簡単に「親日・反人権・反平和勢力の最後の攻勢」(金斗官議員)として処理された。「親日史観に陥った勢力」(閔丙ドゥ元議員)に利用されて日本政府と親日勢力ばかりを好み、これが「完全に親日清算をできない国の悲しい自画像」(宋永吉議員)ということだ。

少し変わった用途もある。金元雄(キム・ウォンウン)会長の光復会は民主党のソル・フン議員、禹元植(ウ・ウォンシク)議員、安敏錫(アン・ミンソク)議員に「我々の時代の独立軍賞」を授与した。殷秀美(ウン・スミ)城南市長は「丹斎申采浩(シン・チェホ)賞」を、秋美愛(チュ・ミエ)前長官は「崔在亨(チェ・ジェヒョン)賞」を受けた。結局、崔在亨記念事業会が故人の独立精神を毀損すると異議を提起し、同賞そのものが廃止された。

◆韓日戦で行われた総選挙

「チョ・グク白書」は586勢力(現在50代で、1980年代の民主化運動に関わった、60年代生まれの人たち)の想像界を赤裸々に見せている。「(チョ・グク)事態の始まりは、大法院(最高裁)強制徴用関連判決だった…国の随所に親日分子が集団的に生息している現実が赤裸々に露出した状況だった。韓半島(朝鮮半島)の平和と民族の自主的な位置を築くための民主勢力の歴史観を倒そうという者たちの反乱だった」。

これが彼らが入り込んで生きているNL(民族解放)想像界だ。「我々は勝利したと考えたが、実際は包囲されていたのだ。ろうそく革命を覆そうとする反動の勢いは相当なものだった」。ほとんど妄想レベルだ。この虚構を否定すれば「普通の市民が持つ革命の主導権に対する理解と敬意が不在であるため」と責められる。

類似宗教的な現象だ。似非宗教も物議をかもして教団が危機を迎えれば、それは随所に生息するサタン勢力が自分たちを圧迫する現象だと言い張る。執権層と支持者がこのように被包囲意識(siege mentality)にとらわれているため、国が常に革命と反革命の内戦状態にある。

公党が「総選挙は韓日戦」というスローガンを掲げる。恥ずかしいことだ。これが可能になるのは、民主党の主流と支持層が政治的信仰共同体を形成しているからだ。一つに結束させているものはまさにNL想像界、すなわち自分たちが我々の時代の独立軍として親日派の後えいに対抗し、民族正気を立て直すという虚偽意識だ。

◆民主党は抗日政党か

もちろん、この想像界は現実とはいかなる関係もない。現民主党の母体である韓民党は親日・親米反共勢力の結集体。李承晩(イ・スンマン)の韓国単独政権の樹立を支持したのだから、彼らの論理なら分断の元凶ということだ。さらに相当の数が土地改革に反対する親日地主らだ。みんなが無償没収・無償分配を叫ぶ時、有償没収・遺産分配を主張した既得権勢力だった。

洪永杓(ホン・ヨンピョ)議員は李承晩大統領が反民特別委員会を阻止したというが、それは自分を助けた韓国民主党の人たちが捜査対象だったからだ。韓民党は特別委員会解散の共犯だった。同党の趙炳玉(チョ・ビョンオク)は米軍政庁の警務部長として4・3事態当時に強硬鎮圧を指示し、「虐殺の元凶」と呼ばれた。後に彼は民主党を結成し、その息子は新千年民主党の代表を務めた。

独立運動家の子孫は苦労し、親日派の子孫は国会議員になり、良い暮らしをした。民主党の辛基南(シン・ギナム)元議員、李美卿(イ・ミギョン)元議員の父は日本憲兵だった。金希宣(キム・ヒソン)元議員の父の金山氏は特務警察として李在五(イ・ジェオ)元議員の父を逮捕した人物だ。洪永杓議員の祖父は日帝強占期に高官を務めた。

一方、親日派という李承晩は独島(ドクト、日本名・竹島)を奪ったとして日本ではむしろ反日と見なされる。独立記念館を建てたのは親日派の後えいという民正党政権だったし、「歴史正しく立て直す」として朝鮮総督府の建物を撤去したのは金泳三(キム・ヨンサム)政権だった。一方、光復会会長の金元雄(キム・ウォンウン)氏は親日の後えい政党の共和党・民正党・ハンナラ党をすべて経た。

【コラム】民族解放という想像界、韓国与党586の世界観(2)

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