国連「北朝鮮、昨年も核開発…ハッキングで資金調達」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.10 13:46
北朝鮮が昨年も核兵器や弾道ミサイルプログラムを維持・発展させ、国際社会の制裁に違反した。国連報告書が指摘した。北朝鮮はまた、イランが長距離ミサイル開発のために協力していて、北朝鮮が核・ミサイルプログラムに資金を出すために最近1年余りの間に約4000億ウォン(約376億円)をハッキングしたという内容もまとめられている。
ロイター通信は8日(現地時間)、国連安全保障理事会に提出された安保理傘下の北朝鮮制裁委員会員会専門家パネルの非公開例年報告書を引用してこのように報じた。報告書は「北朝鮮が核分裂性の物質を生産し、核施設を維持し、弾道ミサイルインフラをアップグレードした」とし「北朝鮮がこのような開発プログラムのための原料と技術を引き続き海外から輸入しようとしていた」と明らかにした。
また、北朝鮮が昨年何度も閲兵式を通じて核弾頭の搭載が可能な新しい短距離・中距離ミサイル、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、大陸間弾道ミサイル(ICBM)体系を公開したと指摘した。