韓経:二次電池発の需要爆発で「作るほど売れる」銅箔市場…日本を超え「グローバルツートップ」に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.10 09:02
二次電池素材のひとつである銅箔は生産すればするほど売れる好況を迎えている。電気自動車市場の急成長により銅箔需要は急増したが、まともに生産できる企業は多くない。世界の銅箔市場で韓国企業の競争力は伝統的な強者である日本企業を上回ったとの評価を受けている。日進(イルジン)マテリアルズが急激に伸び、SKCが追撃し競争力はさらに強くなった。
銅箔は二次電池の負極集電体だ。電気化学反応によって発生する電子を集めたり、電気化学反応に必要な電子を供給する役割をする。以前はプリント基板に主に使われていた。いまはバッテリー需要が多い。市場調査機関のSNEリサーチによると、2020年に13.5万トンだった自動車バッテリー用銅箔需要は2025年には74.8万トンに増加する見通しだ。