ロシア製・中国製もOK…世界でワクチン品薄パニック
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.08 08:19
新型コロナウイルスワクチンが世界的に供給大乱を体験し、これまで関心外だったロシア製や中国製ワクチンも注目されている。現在供給と接種の遅延が懸念される水準のためだ。
現在の速度で接種すれば世界が集団免疫を得るのにゆうに7年はかかるという悲観的見通しまで出ているほどだ。ブルームバーグのワクチントラッカーによると、7日現在、世界でワクチンを1回以上接種した人は1億2873万人で、世界の人口78億人の1.7%水準だ。世界保健機関(WHO)は人口の60~70%、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は70~90%がワクチンを接種してこそ集団免疫を確保できるとみる。ブルームバーグは中間水準である75%とする場合、世界で58億5000万人が接種を受けなくてはならず、いまのスピードで1人当たり2回ずつ接種するには7年以上かかると予想した。