アカデミーに進撃する映画『ミナリ』…米俳優組合賞3部門の候補に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.05 13:59
ゴールデングローブ1部門(外国語映画賞)のノミネートにとどまった映画『ミナリ』が第27回全米映画俳優組合賞(SAG)ではアンサンブル賞を含めて3部門にノミネートされた。映画俳優組合が主催するこの賞は、ハリウッド最高栄誉であるアカデミー賞とよく受賞作が重なるため「オスカー前哨戦」としても知られている。
4日(現地時間)に発表された今年SAG候補で『ミナリ』はチームミナリ(スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ジョン、アラン・キム、ノエル・ケイト・チョー)全員がアンサンブル賞にノミネートされた。アンサンブル賞は俳優間の演技の呼吸を評価する賞で、昨年ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が外国語映画で初めて受賞記録を立てた。韓国系米国人であるリー・アイザック・チョン(チョン・イサク)監督が自伝的経験を基に演出した『ミナリ』では、韓国系米国人スティーヴン・ユァンと韓国女優ハン・イェリが移民夫婦に、ユン・ヨジョンは若夫婦を助けるために韓国からやって来た祖母スンジャにそれぞれ扮している。スンジャと絶妙なやり取りを見せるいたずらっ子のデービッドはアラン・キム、母親の慰め方を心得ている包容力のある娘であり、幼い弟の心強い姉アンはノエル・ケイト・チョーが演じた。韓国の公開は3月3日だ。