韓国野党「対北原発文書のあちこちに文大統領の足跡」…国調・特検要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.01 07:56
文在寅(ムン・ジェイン)政権が北朝鮮に原発建設を支援することにしたという疑惑に関連し、韓国野党第一党の国民の力が31日、国政調査と特検(特別検察官)設置を求めて攻勢に出た。
対北朝鮮原発疑惑は、月城(ウォルソン)原発1号機に対する監査院の監査直前(2019年12月1日)、産業通商資源部の公務員らが削除した530件の原発ファイルに北朝鮮原発支援関連ファイルが多数含まれたことが明らかになって浮上した。特に板門店(パンムンジョム)徒歩橋での南北会談(2018年4月27日)当時、文大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に「発電所」関連事案が入ったUSBファイルを伝えたことをめぐり、国民の力は「USBに原発の内容が含まれていたかどうか公開すべきだ」と追及している。
国民の力の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長はこの日午後、「対北原発疑惑関連緊急対策会議」を開き、「(削除された)対北原発文書の原文を直ちに公開することを求める」とし「政府が明らかにしなければ早期に真相究明委員会を発足させ、実体的真実を明らかにする」と述べた。