バイデン大統領、「韓日関係改善」圧迫か…日本「内容公開しない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.29 14:06
28日未明に行われた菅義偉首相と米国のジョー・バイデン大統領との初めての電話会談で、強制徴用判決や慰安婦問題など韓日葛藤懸案に対するやりとりがあったことが分かった。バイデン大統領が菅首相に韓日関係改善を圧迫した可能性もある。
読売新聞は29日、前日行われた日米首脳の電話会談の内容を伝えながら、政府関係者の言葉を引用し、「両首脳は核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対抗するため、日米韓の連携が重要との認識で一致した」と報じた。続いて「日韓の慰安婦問題や『元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)』訴訟問題についても意見交換した」と伝えた。首相官邸とホワイトハウスは28日、会談内容をまとめた資料をそれぞれ配布したが、双方の資料にはこのような内容は入っていなかった。
米国は「韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化と拉致問題の早期解決の必要性を確認した」と発表し、日本は「安保理決議に従い、北朝鮮の非核化が実現するよう、日米で緊密に連携していくことで一致した」と触れただけだった。