【コラム】「文在寅保有国」時代、合理的有権者は存在するのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.28 11:35
「9.2020ド9839 パク・○へ 職権乱用権利行使妨害」。14日午前、大法院(最高裁)2号法廷。法廷の前の掲示板に人々が集まっていた。朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領の宣告の順序はどのあたりだろうか。「8.パク○○ 兵役法違反」と「10.ソ○○ 集会及び示威に関する法律違反」の間だった。一枚の紙の「今日の公判案内」は、いかなる人も憲法と法律の下に存在することを宣言していた。
「被告人朴槿恵。上告人検事。主文、上告を棄却する」。もうすべて終わったのか。「国政壟断」という途方もない暴風が過ぎ去った今、我々はどんな教訓を得たのか。残念ながら我々の前にあるのは、元大統領を赦免するかしないかの政治的論争だけだ。