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1位→9位…日本ビールの輸入が2年間で93%減、不買運動の余波=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.28 10:37
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日本ビールが韓国市場で足場を失いつつある。28日、韓国関税庁や酒類業界によると、昨年日本ビールの輸入額は566万8000ドル(約5億9000万円)で、前年比85.7%減となった。

アサヒ・サッポロ・キリンなど日本ビール輸入額は2018年7830万ドルでピークに達した。当時だけでも輸入ビール市場で圧倒的首位に君臨していた。2位の中国ビール(491万2000ドル)のほぼ倍を記録していた。

 
だが、2019年3975万6000ドルまで急減したことに続き、昨年は言葉どおり縮小した。2018年と比較すると輸入額は約7.2%で、わずか2年の間に10分の1以下に減った。昨年の順位は9位まで落ちた。

これは日本政府が2019年8月に韓国に対する輸出規制措置を断行して以降、国内で日本ビールをはじめとする日本製品の不買運動が起きた影響を受けたという分析だ。

昨年、輸入ビールの原産地を見ると1位はオランダ(4070万4000ドル)で、次いで米国(3494万9000ドル)、中国(3234万1000ドル)、ベルギー(2671万ドル)などの順だった。

まだわずかな水準だが、日本ビール輸入額は2019年9月に(6000ドル)底を打ってその後は小幅で増加傾向を示している。昨年下半期、日本ビールを4缶1万ウォンで販売する販促行事などが開かれた影響だと分析される。

だが、酒類業界関係者は「コンビニの陳列棚に日本ビールが少しずつ並ぶようになってきているが、まだ販促行事を大々的に行う雰囲気ではない」とし「日本ビール輸入は当面大きく回復することは難しい」と話した。

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