現代車、「ジェネシス+SUV」効果で…10-12月期営業利益、前年比40割以上増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.26 18:05
現代自動車が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波にも昨年10-12月期に1兆6000億ウォン(約1500億円)台の営業利益を記録した。特に、10-12月期の営業利益は前年同期より40%以上増加したもので、「ツーソン」「パリセード」などスポーツ用多目的車(SUV)と「ジェネシス」の新車効果が加えられた結果という分析だ。現代車は今年には4つのモデルの電気車を発売してエコカー市場を攻略するという方針だ。
現代車は26日「昨年10-12月期に売り上げ29兆2400億ウォン、営業利益は1兆6410億ウォンを記録した」と明らかにした。昨年同期に比べ売り上げは5.1%、営業利益は40.9%増加した数値だ。現代車のソ・ガンヒョン財経本部長(副社長)は「新型肺炎の再拡大の影響で10-12月期の販売量は昨年比減少したが、GV80・G80などジェネシス高級車とSUVの販売が増えて営業利益が大幅に改善された」と説明した。
現代車が昨年10-12月期に記録した営業利益率(5.6%)は2017年7-9月期(5%)以降13期ぶりに5%の壁を越えたものだ。2012~2013年に記録した2桁の営業利益率には及ばなかったが、1%台まで下落したとき(2018年7-9月期)に比べるとかなり反騰したという評価だ。