「日本の集団免疫は10月になってこそ…」 ワクチンの支障でますます遠ざかる五輪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.26 15:02
日本が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)集団免疫を獲得するには10月になってこそ可能だとの見通しが出てきた。米国ファイザーなどのワクチン供給が予想より遅れているためだ。「コロナ克服の象徴」として夏季オリンピック(五輪)を開催するという日本政府の構想にも支障が避けられなくなりそうだ。
25日、ロイター通信によると、英国データ分析会社「エアフィニティ」のラスムス・ハンセン最高経営責任者(CEO)は「ファイザーが契約したすべての国に供給するワクチンが充分ではない」とし、現在では日本が予定通りワクチンの大量供給を受ける可能性は低そうだと展望した。これに伴い、日本が人口75%水準の集団免疫を獲得する時期は「10月ごろ」と予想した。
実際、ファイザーは当初6000万人分を今年上半期までに供給するという日本政府との契約内容を、最近計7200万人分の年内供給に変更した。上半期中にどの程度の物量が日本に入ってくるのかはまだ決まっていない。