韓国、一般成人も7月からワクチン接種…65歳以上高齢者は4-6月期から開始
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.26 09:45
一般成人も7月からワクチン接種が可能になるものとみられる。同時に、政府は9月までに全国民の70%が1回目の接種を終えることを計画している。保健当局は25日「2021政府業務報告」でこのようなワクチン接種スケジュールを明らかにした。
この日、保健福祉部・食品医薬品安全処・疾病管理庁の業務報告によると、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの最初の接種対象者は療養病院で働く医療スタッフと療養保護士などだ。高齢者医療福祉施設と高危険医療機関従事者も今年1-3月期の接種対象者だ。
療養病院に入院している患者のほとんどは基礎疾患(持病)を病んでいたり免疫力が落ちたりしている。一度新型肺炎にかかれば重症化に悪化する可能性が非常に大きい。さらに一病室に数人が生活し、一度感染すれば数十人ずつクラスター(集団感染)が発生する。4-6月期からは65歳以上高齢者の接種が始まる。この時、医療機関・介護老人福祉施設の従事者も接種する。現在、接種スケジュール上慢性疾患者と一般成人(19~64歳)は7-9月期に可能だ。政府は9月末までに全国民の70%に対する1回目の接種を終える計画だ。10-12月期には2回目の接種が実施される。これを受け、政府は11月ごろになると集団免疫が形成されるものと予想している。