【コラム】コロナワクチンと炭素中立化技術が未来を決める=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.25 15:52
◆炭素中立化技術が未来産業に
第2に、今年の科学技術の重点課題はエネルギー環境技術を開発して炭素中立化社会に備えることだ。米国のジョー・バイデン大統領は親環境政策をさらに強く推し進めていくだろう。バイデン氏は2035年電力分野の炭素ゼロ排出と2050年国家全体の炭素ゼロ排出を大統領選挙公約として提示した。2035年までに電気自動車だけを生産することができるようにすると公言した。バイデン氏は当選すると当時にパリ協定に復帰すると宣言した。パリ条約は2015年12月にパリで195カ国が炭素排出を削減することで合意した協定だ。ドナルド・トランプ前大統領のときに脱退してバイデン大統領で復帰した。米国の参加で世界はパリ協定体制で回っていくだろう。今後炭素を多く排出する製品は輸出できなくなる。