600ボルトに対応できる電線が人気、電気車の素材・部品産業も好調=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.25 10:19
電気自動車とともに後方産業の成長の勢いが激しい。内燃機関車から電気車に変わる産業転換に合わせて電気車の部品や素材関連産業も力を増している。電気車に合う高電圧電線やバッテリー原料が代表的な後方産業群だ。専門家は「電気車が既存の内燃車と構造的に違うため、新しい産業が成長することができるという側面で前向きな機会」と話した。
電気関連産業に着実に投資してきたLSグループは電気車部品市場で頭角を現している。グループ内ではLSエレクトリックとLS電線がこれをリードしている。LSエレクトリックは昨年電気車リレーの販売量を前年より大きく増やした。リレーはバッテリーに保存された電気エネルギーをモーターなどに供給する町角のような部品だ。電気が要らない場合にはこれを遮断し、必要な場合には自然に電気を流すのがリレーの役割だ。家庭用電灯スイッチと似たような原理で作動するが、電気車内部の高電圧と高電流に対応する必要がある。そのため、電気車用リレーを別に生産する必要がある。