韓経:ウォンの実質価値20カ月来の高値…韓国の輸出に「伏兵」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.25 09:27
物価と貿易量を考慮した実質的なウォンの価値が20カ月来の高値に上昇した。輸出価格競争力がそれだけ悪化したという意味だ。景気回復の牽引車の役割をする輸出にとって伏兵になりかねないという分析が出ている。
国際決済銀行(BIS)が24日に明らかにしたところによると、昨年12月の韓国の実質実効為替相場(REER)は109.97で、前月の109.65より0.29%上がった。実質実効為替相場が2019年4月の110.13以降で最も高いだけでなく2019年平均の108.46も上回った。
BISの実質実効為替相場は60カ国の物価と貿易の割合を考慮して計算した通貨の実際の価値を指す。100を基準とし、これより高ければそれだけ通貨の実質価値が高く評価されたという意味だ。