「バイデンチームは北朝鮮をよく知っている…非核化の意志あるか深い疑問」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.22 09:51
エバン・メデイロス元ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は20日(現地時間)、「バイデンチームは、北朝鮮が非核化に関心があるということに、深い疑問を持っている」と述べた。ジョー・バイデン米政権発足当日、中央日報のオンラインインタビューに応じた。
オバマ政権時代にホワイトハウスに勤務していたメデイロス氏は、バイデン氏の外交安保チームを、北朝鮮と韓国の双方をよく知る「韓半島(朝鮮半島)のベテラン」と強調した。特に、北朝鮮については「経験が多く、幻想を持っていない」と断言した。
結果的に、北朝鮮の核問題にも「非常に慎重にアプローチするだろう」とし「オバマ政権時代の(対朝)圧迫戦略に進むことも、対話しようと言ってトランプ政策に同調することもないだろう」と予想した。韓米関係については、「持続可能な関係を作ることができるだろう」としつつも、「ただ、北朝鮮に対する見方を調整する必要がある」と言及した。