韓国保健福祉部長官「11月に国民の70%に集団免疫…ワクチン選択権与えれば混乱呼ぶ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 17:50
先月就任した保健福祉部の権徳チョル(クォン・ドクチョル)長官が「11月ごろに国民の70%に集団免疫が形成されると期待する」と明らかにした。また、インフルエンザのようにワクチンを接種しても新型コロナウイルスから抜け出すのは厳しいものと予想した。国民に混乱を与えかねないためワクチン選択権を与えることはできないとも言及した。権長官は21日午前にオンライン会議を通じて行った非対面新年記者懇談会でこのように明らかにした。
この席で権長官は、「ワクチン治療剤は海外で開発されたワクチンが韓国で2月から始めることになり、治療剤も2月初めに国内生産治療剤が条件付きで商用化されるだろう。集団免疫が形成されるのにファウチ所長は80%と言い、国内の専門家らは50%と言っても、われわれは70%とみている。1次接種完了は9月で、それにより11月ごろには国民の70%で集団免疫が形成されるものと期待する」と話した。