米次期国防長官候補「韓米防衛費交渉早期妥結」…反対給付要求の可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 12:06
米国のバイデン政権発足で1年以上停滞状態だった韓米間の在韓米軍防衛費分担金特別協定(SMA)交渉が近く妥結すると予想される。次期米国防長官候補のオースティン元陸軍大将は19日に開かれた上院軍事委員会の承認聴聞会に合わせ書面で「承認されればインド太平洋地域同盟の近代化に焦点を合わせるだろう。その一環として韓米防衛費交渉の早期妥結を推進するだろう」との意見を明らかにした。SMAは2019年末に有効期間が満了したが、韓米両国が提示した引き上げ幅の差が大きく交渉は進展していなかった。
オースティン氏は妥結金額と時期には言及しなかった。ただバイデン氏が「韓米軍撤退をちらつかせて韓国を恐喝したりしない」と話しただけに韓国政府内では現実的水準の妥結の見通しが出ている。韓国の13%引き上げ案と米国の50%引き上げ案のうち韓国案側に傾くだろうという期待だ。