バイデン大統領の米国がスタート…米中「ニュートゥキディデス」競争時代に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 09:33
ジョー・バイデン米国第46代大統領が20日(現地時間)に就任した。ドナルド・トランプ時代は4年で幕を下ろした。バイデン時代の米国はどう変わるのだろうか。米中強大国間の「トゥキディデスの罠」の可能性を扱った『米中戦争前夜(Destined for WAR)』の著者グレアム・アリソン・ハーバード大教授は中央日報への寄稿「バイデン外交政策の手掛かり」で、「バイデン氏は米国の外交を復元し、トランプの外交政策と業績を再検討し、中国をトゥキディデス・ライバルと認識するものの、協力が必要な領域は協力する現実的な接近をするだろう」と予想した。以下はアリソン教授の寄稿。
--バイデン政権には見慣れた顔が多いが、バイデン大統領の任期はオバマ政権3期目ではない。トランプ政権2期目とはなおさら違う。バイデン氏とはどういう人物かを忘れてはいけない。バイデン氏のホワイトハウス入りは初めてではない。オバマ政権の8年間は副大統領を、それ以前に10年間ほど上院外交委員長を務めた。バイデン氏は世界の国々を相手にどのように外交をすべきかをよく理解している。