バイデン氏に渡すべき「核のフットボール」を持って去ったトランプ氏の告別の辞「戻ってくる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 07:58
ドナルド・トランプ米大統領が20日(現地時間)午前、ホワイトハウスを離れた。トランプ氏はメラニア夫人とともに大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン」に乗ってアンドルーズ空軍基地に到着した後、大統領専用機「エアフォース・ワン」を利用してフロリダ・マー・ア・ラゴリゾートへ向かった。彼はアンドルーズ空軍基地での告別演説で「また戻ってくる」と述べた。
トランプ氏はこの日正午、議事堂で開かれるジョー・バイデン氏の大統領就任式に参加しなかった。就任式の不参加で「核のフットボール(Nuclear football)」が直接渡されない状況が発生した。CNNは19日「普通バイデン氏が就任宣誓をする間、軍関係者が(核のフットボールを)手渡す」として「かつてとは異なる方式で渡されるだろう」と伝えた。核のフットボールは米国大統領が有事の際、核兵器攻撃の命令を下すことができる書類カバンの形の装備をいう。