“韓日の架け橋”李秀賢さんの母親「息子が去って20年…奨学生998人は私の子どものよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 07:42
2001年1月26日、東京新大久保駅でプラットフォームから線路に転落した日本人を助けようとして命を落とした韓国人留学生の故李秀賢(イ・スヒョン)さん。巷では「崇高な死」と讃えられたが、自分の子どもを失った親にとっては耐えがたい苦痛だった。
今年、息子の20周忌を控えた辛潤賛(シン・ユンチャン)さん(72)と20日、画像で会った。毎年1月26日には、事故現場で李さんの追悼式が開かれていた。だが、今年は新型コロナウイルス(新型肺炎)の余波で規模が縮小され、辛さんも日本に行くことができなかった。辛さんは「過去20年間、忘れないで息子を覚えてくれる人々に感謝のメッセージを込めて、動画で(メッセージを)送ろうと思っている」と話した。辛さんは「韓国と日本は社会・経済・文化的に切っても切れない関係」とし「両国の関係が回復することを願っている」と話した。