韓経:「スイス450カ所・日本29カ所…国立公園にケーブルカー、韓国だけが環境論理に執着」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.18 08:44
スイスのアルプス・ユングフラウでは、先月「アイガー・エクスプレス」という名の最先端ケーブルカー(ロープウェイ)が新たに開通した。ユングフラウの頂上までの所要時間を従来のケーブルカーよりも47分短縮したことはもちろん、時速100キロの強風の中でも運行が可能だ。環境に配慮して26人乗り超大型ケーブルカー44台を7本の柱で支える親環境工法で作った。アイガー・エクスプレスに対して「山岳観光の新たな地平を開いた」という賛辞があふれる理由だ。
スイスはユングフラウを含めて全国に観光ケーブルカー450カ所を運営している。近隣のオーストリアは観光ケーブルカーが2600カ所に達する。韓国観光開発研究院は2014年、報告書「親環境ケーブルカー設置方案」で「スイスとオーストリアは韓国よりも国土面積が小さいが、観光ケーブルカーは22~130倍多い」と指摘した。海外の国家はケーブルカー設置など山林観光資源の活用を最大化して観光客を誘致しているというのに、韓国は異常なほど「環境論理」に執着していると指摘される理由だ。