ポストコロナ準備した、M&Aを増やした韓国10大企業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.15 09:51
韓国10大企業(証券市場時価総額基準)は昨年、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染拡大にも積極的な買収合併(M&A)に乗り出した。10大企業のM&Aのキーワードは、未来成長動力の確保だった。米国の企業統計業者キャピタルIQ(Capital IQ)の資料を全国経済人連合会と中央日報が共同で分析した結果だ。
SKハイニックスは、昨年10月にインテルのNAND型フラッシュ事業部門を10兆3000億ウォン(約9700億円)で買収した。新型コロナ以降急速に成長しているメモリ半導体部門での競争力を確保するという意味だ。現代車グループは、米国のロボット企業ボストン・ダイナミクスを買収した。ロシアではサンクトペテルブルクのゼネラルモーターズ(GM)工場を買収した。現代車はボストン・ダイナミクスの具体的な買収金額を公表していないが、業界では1兆ウォン水準と見ている。