韓国外交部交渉団、イランから成果なく帰国…船員の母「誠意ない態度に怒り」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.15 07:57
拿捕された韓国ケミ号の早期解放のためにイランを訪問した韓国外交部の関係者らが特別な成果なく帰国し、拘束された船員の家族が不安を隠せずにいる。韓国ケミ号の船会社側は「抑留の長期化で損失が雪だるま式に増えている」と被害を訴えている。
外交部交渉団が韓国に戻った14日、韓国ケミ号の3等航海士チョンさん(20)の母シンさんは「政府の交渉結果に絶望を感じた」と語った。シンさんはこの日、中央日報の電話インタビューで「韓国の船がイランと米国との外交問題で拿捕されたが、政府は積極的に米国に助けを要請していない」とし「誠意のない政府の態度に怒りを感じる」と話した。