全斗煥元大統領も2年で赦免…韓国野党、朴前大統領と李元大統領の赦免要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.14 18:04
野党「国民の力」は14日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する大法院(最高裁)の確定判決に対し、「裁判所の判決を尊重し国民とともに重く受け止める」と明らかにした。「国民の力」のユン・ヒソク報道官は口頭論評を通じ、「不幸な歴史が繰り返されないようにするのはいまや私たちみんなの課題になった。『国民の力』は最大野党として民主主義と法秩序を正しく立て直し国民統合に向けた努力を止めないだろう」としてこのように話した。
この日「国民の力」の内外では国民統合を掲げて赦免を要求する声も出てきた。朴前大統領は刑が最終確定し特別赦免の要件が備わった。
劉承ミン(ユ・スンミン)元議員はフェイスブックに「大統領は赦免を決断せよ。もう国民統合と未来に向かって進まなければならない時だ」と書いた。続けて最近与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表が切り出した赦免論が党内の反発を受けた状況に言及し、「与党と支持者の狭量に大統領は振り回されないことを願う」と書いた。「赦免するかは国民目線で決める」(13日、崔宰誠政務首席秘書官)という青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の立場に対しても、「国民目線という口実を探さず選挙に利用する考えもするな」と繰り返し赦免を要求した。朴槿恵政権と対立した彼は弾劾訴追案に賛成票を投じ、朴前大統領支持者らから強い反発を買ってきた。