韓国映画産業が崩壊の危機…「客席の距離確保」再考訴え
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.14 14:27
韓国の全劇場の一日観客数が1万人の崩壊岐路に立った状況で、韓国上映館協会(以下、協会)が14日、「劇場内の距離確保を調整してほしい」と声を高めた。協会は今月17日に予定されている中央災難(災害)安全対策本部の「社会的距離の確保」段階検討の際、劇場内の座席を間隔を開けて座ることや最後の上映回次の運営時間調整などを再考してほしいと要請した。
協会はこの日、「劇場の距離確保をもう一度よく確認してください」というコメントを通じて全体観覧客が一日1万人水準まで落ちて座席販売率が1%水準である現状況に懸念を表わした。「100席がある上映館に1~2人だけが座っている」「経営難に打ち勝つことができなかった上映館は次々と閉店に追い込まれている」としながら、このために配給会社が公開を延期して映画関係者は仕事場に戻ることができない状況が続けば「映画産業全体が崩壊することは避けられない」と強調した。