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【時論】とりわけ疎通を強調した大統領が不通に映る理由=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.14 10:26
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新年に入っても韓国の政治は相変らず暗雲に包まれていて暗鬱なものに映る。社会の至るところに疎通ではなく不通が入り込んでいる。なぜこのようなところまで来たのだろうか。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任演説文を探して再読してみた。「国民といつも疎通する大統領になります。主要懸案は大統領が直接メディアにブリーフィングします。…時には光化門(クァンファムン)広場で大討論会を開きます。君臨して統治する大統領ではなく、対話をして疎通する大統領になります」。2017年5月10日、国会議事堂ローテンダーホールで行った文大統領の就任演説は不通を疎通に変えるという強い意志が入った名文だ。

ところがそれから3年半経過した現実はどうか。疎通という字は薄く消され、パリンプセスト(Palimpsest:羊皮紙に書かれていた文字を消し、重ねて上書きしたもの)のように、その場に不通という単語が上書きされたようだ。

今月11日、大統領の新年の辞を傾聴したが、積極的な統合と疎通意志は見られなかった。国民が聞きたい話を避けた、疎通努力が不在の不通の新年の辞だったのでがっかりした。

疎通と不通は古代ギリシャ哲学者アリストテレスの『レトリック(修辞学)』に出てくる説得の3要素をいま韓国社会に召還している。「人間は本質的に政治的」と明らかにしたアリストテレスは、政治的共同体で話を互いにやりとりしながら相手を説得することが人間を人間らしくすると主張した。

そのためアリストテレスは『レトリック』で言うところの技術である説得の手段として「エトス(Ethos)」、「パトス(Pathos)」、「ロゴス(Logos)」を提示した。エトスは話す人の人柄や性格を、パトスは聴衆の心理的・感情的状態を、ロゴスは話者の主張を後押しする論証と論理をそれぞれ示す。

アリストテレスは話者の人柄や性格(エトス)を最も高く評価するが、論理(ロゴス)を備えることができなければ結局説得に失敗すると指摘した。アリストテレスは説得(疎通)を成功させるためにはエトス・パトス・ロゴスの順でアプローチしなければなければならないと力説した。

言葉や行動によって、正直に誠意をもって近付いて信頼をまず構築し、相手の感情を引き出した後に理性的かつ論理的に話す時、初めて説得(疎通)に成功するということだ。間違ったところがない言葉なのに、聴衆に感動を与えることができず、なぜか将来性がなさそうに映るなら、彼にはエトスとパトスが足りないのだ。

文大統領は大多数の国民の声を冷遇したままなぜ不通の政治をするのか。大型の政治問題に対して欠点も間違いもない「善良な国王」モードを維持して、幸運や成功を祈る言葉を一言二言口にするだけだ。

文大統領のレトリックがロゴス水準に進むことができず、エトス状態に留まっているためではないか。熱血支持層が「私たちのイニ(文大統領の愛称)」と叫ぶのも彼のエトスに影響を受けたためだろう。

結局、アリストテレスのレトリックを援用すると、文大統領レトリックの場合、味方は除いて大多数の国民を説得できない結果が導き出される。国民と疎通してメディアにブリーフィングするという大統領の約束は、守らないのか守れないのか。守らないなら、それは政治的計算が根底にあり、守れないならばロゴス不足のせいだ。

金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は記者会見をそれぞれ150回も開いた。李明博(イ・ミョンバク)元大統領は20回、不通イメージとして刻印された朴槿恵(パク・クネ)前大統領さえ3年目まで5回もした。疎通をそこまで強調しておきながらも、文大統領は今まで6回がすべてだ。

今や国民は陣営論理と不通政治で息がつまりそうだ。焦眉の政治懸案に対して大統領はどう考ているのか、国民は記者会見を通じて聞きたいと思っている。不通を疎通に、陣営政治を包容政治に変えられるのは大統領しかいない。

パク・ギョンソ/翻訳家・文学評論家(英文学)

◆外部者執筆のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。

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