韓経:イケアや三菱も惚れた韓国製カラー鋼板…年初から工場「フル稼働」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.14 09:17
世界の鉄鋼業界は昨年前例のない不況を体験した。新型コロナウイルスの余波で前方産業である自動車や造船などの鉄鋼需要が急減し、原材料である鉄鉱石価格まで急騰した。アルセロール・ミッタルや日本製鉄など世界の鉄鋼メーカーだけでなく、韓国鉄鋼最大手のポスコまで昨年4-6月期に会社創立以来初めて単体基準で赤字を出した。
東国(トングク)製鋼は違った。四半期ごとに市場の予想を上回るアーニングサプライズを発表した。昨年の年間営業利益は3029億ウォンで前年比84%増えたと推定される。秘訣は世界1位の座を守っているカラー鋼板の業績好調だった。新型コロナウイルスの流行により家で過ごす時間が増え、テレビや冷蔵庫、洗濯機など家電製品の需要が増えてカラー鋼板の価格も上がったおかげだ。