接近する現代車-アップル…iPhoneでエンジン始動
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.14 08:01
現代自動車が電気自動車ブランド「アイオニック」の最初のモデル「アイオニック5」の外部ティーザーイメージを公開した。今後、軽油(ディーゼル)エンジンは新規開発しないことにした。アップルのiPhoneで自動車のドアを開け、エンジンをかけるサービスも導入する。エコカー中心のモビリティーサービス会社への変身を宣言した現代車の動きが速まっている。
現代車が13日に公開した「アイオニック5」は、現代車グループの電気自動車専用プラットホーム「E-GMP」を初めて適用したモデルだ。国内だけでなくグローバル市場で現代車の電気自動車競争力を判断する車種に挙げられる。この日公開されたティーザーイメージは「アイオニック5」の前面・後面・側面で、デザイン全体の方向が表れている。ヘッドランプと後尾灯・ホイールなどに適用した「パラメトリック・ピクセル(Parametric Pixel)」は、イメージを構成する最小単位のピクセルを形象化している。現代車は「アイオニック5ならではの差別化したデザイン要素でアナログとデジタルを融合し、世代を貫通するという意味を込めた」とし「今後のアイオニックブランド車両にも適用する予定」と明らかにした。
また、車両上段部は全体を覆う「クラムシェル(Clamshell、貝殻のように開く構造)」フードを適用した。面と面が接して線ができるパーティングラインを最小化し、ハイテク要素が目を引くという評価だ。側面部は現代車の電気自動車で過去最大となる直径20インチの空気力学構造適用ホイールを搭載した。