【コラム】韓米同盟機軸に韓中パートナー関係管理しなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.13 18:01
経済週刊誌エコノミストは新年10大見通しで「米中緊張増加」を4番目に選んだ。1位と2位が新型コロナウイルスと世界経済回復、3位が国際無秩序収拾という点から米中戦略対立は新年の世界秩序を脅かす最も深刻な地政学問題だ。
トランプ政権は対中戦略競争を貿易から技術、外交、軍事、文化、教育、理念など、全方向で水準を大きく高めた。2020年6~9月にオブライエン国家安全保障補佐官、ポンペオ国務長官、エスパー国防長官ら外交安保チームが総出動した演説を通じ中国の挑戦的スタイルを猛烈に批判した。2020年11月に米国務省は「中国の挑戦要素」と題する報告書で習近平政権が共産独裁と過度な民族主義を結合し既存の自由主義国際秩序を社会主義国際秩序に改編し、米国を押さえて世界を支配しようとするとみた。こうした認識を基に関税爆弾を超え貿易・投資制裁、クリーンネットワーク、ビザ制限、台湾関係強化、南シナ海航行の自由作戦、香港・ウイグル人権制裁など同時多発措置で対立を深めた。