韓国、昨年の就業者21.8万人減…1998年以降で最悪の雇用成績表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.13 16:22
「雇用政府」を自任した文在寅(ムン・ジェイン)政権が22年来となる最悪水準の雇用成績表を受け取った。昨年の就業者数は通貨危機当時の1998年から22年ぶりの大幅減少となった。失業者数は過去最大を記録し、一時休職者も統計作成開始からの40年で最も多かった。
統計庁が13日に発表した「2020年12月と年間雇用動向」によると、昨年の年間就業者は2690万4000人で1年前より21万8000人減少した。1998年に127万6000人減少してから22年で最大の減少幅だ。
年間就業者数が前年より減少したのは1984年のオイルショックによる内需沈滞で7万6000人減、1998年の通貨危機で127万6000人減、2003年のカード大乱で1万人減、2009年の金融危機で8万7000人減と、これまで4回しかなかった。