ピクサーで初めて黒人主人公を作った韓国人アニメーター
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.13 11:55
ハリウッドアニメーションの名家とされるピクサーの新作『ソウルフル・ワールド』(20日公開予定)で主人公キャラクターを担当した韓国人アニメーターがいる。演出を引き受けたピート・ドクター監督と『アップ』『インサイド・ヘッド』に続き、3番目に参加したキム・ジェヒョンさん(48)だ。12日、彼をビデオインタビューで会った。
『ソウルフル・ワールド』はニューヨークの音楽教師ジョー(ジェイミー・フォックス、以下声優出演)が一生夢見てきたジャズ舞台に立つことになったその日、墜落事故で思わずソウルの世界に渡り、人間になることを拒むソウル22番(ティナ・フェイ)に出会って生死を行き来した冒険に立ち向かう内容だ。幻想的な絵と美しいジャズ旋律を追うと「どのように生きるのが幸せなのか」という重たい質問にたどり着く。夢が盲目的な目標になる瞬間、人生を蝕むかもしれないというメッセージも投げかける。