<柔道>安昌林、マスターズ優勝…最強の大野将平は出場せず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.13 09:36
韓国男子柔道界のスター、安昌林(アン・チャンリム、73キロ級)が新年最初の国際大会で優勝した。
世界12位の安昌林は12日(日本時刻)、カタール・ドーハで開催された2021マスターズ男子73キロ級の決勝で、2位の橋本壮市(日本)に反則勝ちした。今大会の優勝は大きな意味がある。昨年2月の独デュッセルドルフのグランドスラム以来11カ月ぶりに開催された国際大会で、世界36位以内の選手だけが出場したため、東京オリンピック(五輪)のリハーサルと変わらない。
とはいえ、まだ安心はできない。73キロ級で最強の大野将平(4位)が出場しなかったからだ。大野は技と力を兼ね備えた柔道の「怪物」だ。2016年リオデジャネイロ五輪でも優勝している。橋本は大野よりランキングは高いが、日本五輪代表選抜戦では大野に敗れた。大野は安昌林の「天敵」と呼ばれる。安昌林は大野を相手に通算6戦6敗だ。