文大統領の「北と非対面対話」発言の翌日…統一部、南北映像会議室緊急入札
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.12 15:01
韓国の統一部が北朝鮮との非対面対話に向けた「南北映像会議室」構築に着手した。統一部は１２日、調達庁を通じて南北会談映像会議室構築事業を緊急入札すると公告した。
公告によると、映像会議室は鍾路区（チョンノグ）南北会談本部会談場大会議室に設置される予定であり、工事期間は契約日から６０日以内。該当事業の改札が来月２日という点を考慮すると、工事は４月ごろ終わるとみられる。
統一部の緊急入札公告は、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が「新年の辞」（１１日）で北朝鮮に向けて非対面対話を提案した翌日だった。文大統領は「新年の辞」で北朝鮮との対話再開を促しながら「いつでも、どこでも会うことができ、非対面方式でも対話できるという我々の意志に変わりはない」と述べた。
統一部は新型コロナ事態による非対面対話の必要性から昨年下半期に計画を立て始め、今年の予算に該当事業が反映されたと説明した。
統一部当局者はこの日、文大統領の「非対面対話」提案について「北が呼応すれば、いかなる方式でも、いつでも南北間の対話が可能であり、わが政府は準備ができているという意味」と伝えた。