電気車生産で手を組むか…現代車、アップルへの返信を苦心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.11 08:34
現代車が米国アップルから届いた手紙の返信をどのように書くかを苦心している。10日、自動車・金融投資業界によると、アップルと現代車は2024年ごろ米国内工場で自動運転電気車30万台を生産するという意見をやりとりした。「アップルカー」との協業に対して現代車は「まだ初期段階で決定されたのがない」というのが公式立場だが、内部では得失計算に忙しいと伝えられる。
自動車業界では現代車がアップルと手を組めば専用プラットホームを本格的に稼動して早期に電気車生産で規模の経済を実現できると分析する。スマートフォン市場で後発走者だったサムスンが「Galaxy(ギャラクシー)」で飛躍したように現代車もアップルと手を組んで電気車市場で「第2のギャラクシー」ブランドとして成長できるということだ。だが、現代車がアップルと手を組んでも台湾のスマートフォン委託生産会社「フォックスコン」のように生産基地にとどまればマージン1~2%の下請け会社に転落する恐れがあるという懸念の声もある。