慰安婦被害者、30年目に初めて日本政府相手の賠償判決受ける
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.08 15:42
韓国の裁判所が旧日本軍慰安婦被害者に対する日本政府の損害賠償責任を初めて認めた。ソウル中央地裁に2013年8月に民事調停を申請してから7年半後だ。旧日本軍慰安婦の被害事実を初めて証言した故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年12月6日に東京地裁に国際訴訟を起こしてから30年ほど経過した。
◆「反人道的行為、主権免除は適用されない、韓国に裁判権ある」
8日、ソウル中央地裁は故ペ・チュンヒさんら12人が日本政府を相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、日本政府に原告1人あたり1億ウォン(約950万円)ずつの賠償を命じる原告勝訴判決を下した。日本政府の民事調停欠席で2016年1月に正式に裁判を起こしてから5年目だ。