韓国系留学生の襲撃で28年間悔しい獄中生活を強いられた米国人に約10億円賠償
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.08 07:19
冤罪で米ペンシルバニア州フィラデルフィア監獄に28年間投獄されていたチェスター・ホールマン3世さん(49)。昨年、彼は冤罪が認められて釈放されたことに続き、最近では賠償金として980万ドル(約10億円)を受けることで合意したと米国現地メディアが報じた。980万ドルは米国でも異例の高額賠償金だ。
ホールマンさんは韓国で起きた「参礼(サムレ)ナラスーパー事件〔1999年3人組強盗が全羅北道完州郡(チョンラブクド・ワンジュグン)参礼邑のナラスーパーで寝ていた70代女性を殺害した後、現金などを盗んだ事件。容疑者が逮捕されたが、真犯人がいたという情報提供で再審し、逮捕されていた容疑者3人は釈放された〕」の犠牲者とそっくりだ。ねつ造された操作で長期間悔しい獄中生活を強いられ、再捜査の末に潔白を証明したという点からだ。