イラン「来なくてもいい」反抗に…それでも行くという韓国外交次官「勝負の一手」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.07 09:15
海洋環境汚染という釈然としない理由で韓国船舶を拿捕したイランが6日(現地時間)、むしろ韓国に対して「理性的に行動しろ」と促した。崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官のイラン訪問が10日に予定されている中で「関連議論のための『外交的訪問』も必要ではない」と明らかにした。
イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は6日の声明で「韓国政府の行動は理解できず、受け入れることもできない。韓国政府には技術的問題に対して理性的かつ責任感を持って対応してもらいたい」と明らかにした。韓国政府が拿捕事件直後、清海部隊の駆逐艦「崔瑩(チェ・ヨン)をホルムズ海峡に急派し、駐韓イラン大使を通じて強い遺憾と抗議の意を伝えたことを念頭に置いた発言とみられる。
ハティーブザーデ報道官はまた、崔次官のイラン訪問について「韓国次官の訪問が数日内に行われるが、これはすでに予定されたことで、この問題(船舶拿捕)とは関係がない」とした。続いて「この問題は法律的手続きに沿って進めるため、外交的訪問が行われる必要はなく、両国が別途の訪問が必要だと合意したこともない」と明らかにした。