「米国務副長官に韓半島専門家シャーマン氏指名」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.06 15:38
2015年のイラン核交渉妥結の主役と評価されているウェンディ・シャーマン元米国務次官(72)がバイデン次期政権の最初の国務副長官に指名される予定だと、米紙ポリティコが5日(現地時間)報じた。これに先立ちバイデン次期大統領は昨年11月、国務長官にトニー・ブリンケン元国務副長官を指名している。
2011-15年に国務次官を務めたシャーマン氏はイラン核合意当時、米国交渉団の実務を総括指揮した。2015年7月のイラン核合意直後には国務省の定例記者会見で「対イラン制裁が実際に解除されるのを見ながら、北朝鮮もいま追求している非常に危険な経路について考え直すことを望む」と述べた。イラン核合意を最後に政務次官から退いたシャーマン氏は現在、国際経営コンサルティンググループ、オルブライト・ストーンブリッジ・グループ(ASG)の上級顧問を務めている。