菅首相「金正恩氏と会って日本人拉致問題を談判したい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.04 07:05
菅義偉首相が北朝鮮による日本人拉致問題を解決するために「何としても金(正恩)氏と直談判したい」と述べた。
菅首相は3日付の産経新聞に掲載された右派論客の桜井よしこ氏との対談でこのように明らかにした。彼は自身が過去に万景峰(マンギョンボン)号の日本入港を禁止する法律を作るなど拉致問題の解決のために安倍晋三前首相と関わってきたとし「『条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と直接、会う用意がある』という安倍善首相の方針を踏襲したい」と答えた。
また、菅首相は日本人拉致被害者である横田めぐみ(1964年生まれ)さんの父である滋さんなど被害者家族が昨年相次ぎ亡くなった事実に言及して「全く時間がない、待ったなしだ」と強調した。