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駐日韓国大使内定の姜昌一氏、日本が同意…1月に正式赴任

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.31 14:47
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駐日韓国大使に内定していた姜昌一(カン・チャンイル)氏が最近、日本政府からアグレマン(駐在国の同意)を受けた。姜昌一氏は来月正式に日本に赴任する予定だ。

東京の外交筋によると、日本政府は先週、外交チャンネルを通じて韓国政府に姜氏に対する同意手続きが完了したことを通知した。姜氏が先月23日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領から新任駐日韓国大使に指名されてから1カ月余ぶりだ。

 
外交筋は「最近、富田浩司駐韓大使が駐米大使に異動し、韓日両国ともに後任大使に対する同意手続きを急いだようだ」とし「日本政府が先に姜昌一氏にアグレマンを出し、韓国政府も新任韓国大使に内定した相星孝一現駐イスラエル日本大使にアグレマンを出したと聞いた」と伝えた。

姜昌一氏は「新年初めに正式に任命手続きが終われば来月半ばまでに日本に向けて出国する」と述べた。

当初、駐日韓国大使の内定が伝えられると、日本の一部のメディアは姜氏の過去の言行などを取り上げて批判的な見方を示した。姜氏が2011年5月に日本とロシアの領土紛争地域のクナシル島(日本名・国後島)を訪問した点、天皇の呼称について「韓国では『日王』と呼ぼう」と発言した点などを問題視した。こうした理由から日本政府がアグレマンを拒否する可能性もあるという推測もあった。

これに関し姜氏は「博士学位を日本で取得し、韓日議員連盟会長を務めるなど、その間の活動のため日本でよく知られている側面があり、いろいろと話が出てきたようだ」と述べた。姜氏は今月初め、日本の記者らに対し、自身の過去の発言などについて「意図が正確に伝わっていない側面がある」と釈明した。

両国政府のアグレマン手続きが完了したことを受け、姜氏と相星氏はほぼ同じ時期に両国の大使として正式赴任する。今回の韓国・日本大使の交代は来年1月20日のバイデン米政権発足に向けたものとみられ、「米国の次期政権と共に韓日米の連携を新たに構築しようという意図が込められている」という解釈も出ている。

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