韓経:「韓国、『3放世代』が急増…過去最低の出生率懸念」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.31 09:02
新型コロナウイルス流行で恋愛・結婚・出産を放棄するいわゆる「3放世代」があふれるとの分析が出された。雇用・所得への衝撃が集中した20~30代が出会いと交際の機会が減った上に結婚と出産を先送りしたり取り消す可能性が大きくなったためだ。落ちた出生率が経済の足を引っ張るという観測が出ている。
韓国銀行は30日、こうした内容を盛り込んだ「ポストコロナ時代の人口構造変化条件点検」と題する報告書を発表した。報告書は韓国の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産むことが予想される平均出生数)が2018年に0.98人、2019年に0.92人、今年7-9月期に0.84人と低くなり、今後もこうした下落傾向が続くとみた。