アシアナ、韓国生産新型コロナワクチン完成品をロシアに輸送
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.29 14:07
アシアナ航空が韓国の航空会社で初めて新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの完成品を輸送した。アシアナ航空は今月25日の1回目の輸送後、29日午前10時20分に仁川(インチョン)発ロシア・モスクワ行き貨物機OZ795便でも新型コロナワクチンの完成品を輸送したと明らかにした。
アシアナ航空が輸送したワクチンはロシアが開発した「スプートニクV」で韓国製薬会社「韓国Korus」(GL rapha子会社)が委託生産した物量だ。
アシアナ航空は今回のワクチン輸送のために初期段階から荷主や代理店と共にパートナーシップを結び、包装から輸送まで全過程にわたってコンサルティングを行った。特にワクチンは摂氏マイナス20度での保管輸送が必要で、生産工場からアシアナ航空仁川貨物ターミナル、航空機、モスクワ貨物ターミナルに達する輸送全過程のコールドチェーン(冷凍・冷蔵運送体系)維持に注意を傾けたとアシアナ航空側は説明した。