韓国中央防疫対策本部長「ワクチン3600万人分の契約完了」…導入時期は不確実
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.29 07:46
韓国政府が来年2~3月から新型コロナウイルスワクチン接種を始め、7-9月期中に国民の60~70%に対する接種を終えて「集団免疫」を形成すると明らかにした。だが政府が購入契約を結んだか購入予定のワクチンの半分以上の2450万人分がすべて入ってくるには来年7-9月期を超えると確認された。次の冬がくる前に集団免疫を形成するのに難航が予想される。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長は28日の会見で、「24日に発表した通り、政府は合計4600万人分(8600万回分)のワクチン購入を決めた。このうち3600万人分は購入契約締結を完了し、1000万人分は契約締結が進められている。事前購入したワクチンは来年2~3月から相次ぎ韓国に入ってくる予定だ」と明らかにした。
集団免疫の形成時期について鄭本部長は「来年7-9月期ごろまでに集団免疫を形成できる規模まで接種することを目標にワクチン確保と接種細部計画を立てている」と説明した。